守備ライズの目指す野球とは野球とは、団体球技である。打者1人に対し守りは9人。塁上で攻撃出来る人数は 3人まで、ダイヤモンドの中の戦いとしては最大で9人対4人の勝負となる。守りに ついている選手のほうがはるかに多い。守備側のディフェンス力が強いほど、勝つ確 率が高い球技であると思われる。いかにして守りのチームを作るか、そしてライズは 守りのチームとなれるのか。自分なりに考えた。 ライズの目指す守りの野球とは、投手を中心としたチームワークのよい、勝利に向 かって努力を惜しまないまとまりのあるチームだ。当然投手力が強いほど勝利への 確率は高くなる。よく野球は筋書きのないドラマと言われるが、試合展開の70~ 80%は投手の出来次第で勝負が決まるとも言われている。しかしながら、9人で 守る以上チームのどこかに穴があってはならない。穴とは目的なく守りにつく選手 のことだ。いかにしてアウトをとるか、点をやらないか、1つのプレーにどれだけ 集中できるか、勝つことに目標を持った選手を起用しなければチームワークは生ま れない。勝ちにこだわるからこそ、勝つ喜び知り、負けた悔しさを知る。 喜びも悲しみもチームのみんなで分かち合いたい。 マリナーズのイチローが、WBC を勝ち抜くために「1点を守り抜く野球」を宣言し た。「短期決戦だし、どうしても1点を守る野球になる。メジャーでもプレーオフ はそういう野球になる」と語った。王監督の掲げる「スモールベースボール」の意 識が徹底されていることに手応えを感じている様子で「僕自身が刺激を受けている。 チームが同じ目的で同じ方向を向いている。可能性を感じるチーム」と語った。 2006.3.1スポニチより ジャンル別一覧
人気のクチコミテーマ
|